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開催報告【SDGsで住み続けたいまちを目指そう!】

更新日:2月23日


2024年1月27日、多摩市民館にて、学生の方々を含めて23名の方にご参加いただき、

SDGs講演会&ワークショップを開催しました。


講演『持続可能な商店街の実現を目指して』

多摩エコスタイルプロジェクトの活動開始時期に、川崎市の産学連携事業で、多摩区の商店街をキーとした低炭素まちづくりをご一緒した大西暁生教授(当時:東京都市大学)にお越しいただき、その時から継続している商店会と市民が一体となって進めている「持続可能なまちづくり=住み続けたいまちづくり」について、日本各地の事例なども含めてご紹介いただきました。  1) 登戸・遊園地域で実施してきたこと

 2) 商店街SDGsの事例、新しいまちづくりの視点

 3) 目指すべき低炭素なライフスタイル、低炭素コミュニティの姿 商店街という開かれた場所で、今後、多摩区で行っていける可能性のあることなど、参考になる取り組みのヒントをたくさんいただきました。


ワークショップ『誰ひとり取り残さない』まちづくり

後半は、参加者が3グループに分かれて、それぞれの取り組みやこだわっているテーマについて紹介しながら、まちづくりにおいて繋がっていくことについて、自由にグループトークをしていただく時間を取りました。

また、年初に起きてしまった能登半島地震を受けて、特に防災について、ハザードマップを見ながら、どうすれば「誰ひとり取り残さない」ことが可能になっていけるか、意見を出し合いました。


その中で、以下の意見が聞かれました。


<各グループのまとめ>

・コロナ禍を経て、地域のあり方、子どもの現状などが変化した

・いろいろなコミュニティに参加していくこと、つながることが大事

  →ただし、いかに入ってきてもらうか? のきっかけ作りが重要

  →何か「食べる」など、楽しい企画、運動なども良いのでは。

・ごみ拾いの企画は、子どもから高齢者まで参加しやすい

・高齢者にとっての「やりがい」をつくることも大事

・それぞれの活動を繋げていく

 世代を越えてをつなげる、行政と市民がつながる、など

  →繋がることで、それまでのコミュニティだけでは気づかなかったことに気付いたり、予防につながる


<課題>

・リアルが大事

 それぞれのコミュニティの熱さを感じる、参加できる場所を増やす

・地域内だけではなく、地域外でも、どうつながっていくか?

  →「場所」を共有する

   定型の場所(居場所)かもしれないし、イベントなどかもしれない

・「関わりたくない人」は存在する

 災害や生活の中での弱者の見える化

  →いざという時、どうすれば「誰ひとり取り残さない」ことができるか?

・頼れる人のMapづくりが「レジリエンス」につながるのでは


☆ 新しいことに取り組むことで新陳代謝=「ワクワク感」を生み出す


今後のヒントになることが、たくさん語られたと思います。

これらを言いっぱなしにするのではなく、もう一段階深めるため、

アウトプットとともに、参加者の方々の知恵と協力をいただきながら、

「住み続けたいまちづくり」「SDGs商店街」の

足掛かりとなるような『具体的な企画』を模索できれば、と考えています。

            ↳ 新しい繋がりが始まる「地域がつながるゴミ拾い」!?

ぜひ、これから企画される今後の活動も楽しみにお待ちください!



以下、開催概要

【SDGsで住み続けたいまちを目指そう!】

    考えよう、地球の気持ち、地域の気持ち

 ◆日時:2024年 1月27日(土) 13:30~16:00

 ◆会場:多摩市民館(4階) 第1会議室

 ◆参加費:無料  参加者:25名(一般参加者18名、スタッフ6名、講師1名)

 ◆講師:横浜市立大学 データサイエンス学部データサイエンス研究科 大西暁生教授

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