開催報告『まちと緑地の暑さくらべ』
- tamaecostyleprojec
- 8月12日
- 読了時間: 3分
更新日:8月14日
2025年8月5日(火)、宿河原駅から二ヶ領用水沿いを歩いて、まちのどこが、どれくらい暑いのか、実際に測ってみよう! という夏休み企画を、昨年に続いて開催しました。
☆ 私たちが暮らしている地域で、どこがどのくらい暑いのか比較することで、
どうすれば少しでも過ごしやすくなるのか、ヒントを探す企画です。
実際に温度を測って考えてみました。

当日は大変な暑さが予想されたので心配したのですが、駅から商店街を除くと、二ヶ領用水沿いは木陰で、体感でも涼しさが感じられました。

今回、子どもたちには「非接触温度計」をお貸しして、それぞれで自由に、暑そうなところ、涼しそうなところを測ってもらいました。

同じアスファルトの道路でも、ひなたと日陰では、どれくらい温度が違うかな? 草地と、砂利と、草の生えていない地面では、どうだろう?
などなど、
それぞれ、自分で自由に測って調べてもらいました。


緑化センターでは、セミの抜け殻が大量についている木に出会い、みんなで歓声を上げました。
抜け殻が多いのはどういう木なのか、なども観察。
緑化センターには初めて来た、という方も多かったので、温度測定をしながら、いろいろな木も観察。「また来よう」と言っている親子もいらっしゃいました。
最後に、緑化センターの冷房の効いた会議室で、水分補給をしながら休憩を取り、気候変動の仕組みや今の気温上昇についての簡単なレクチャー、温暖化を抑制するためにできることなどについて、少しだけお勉強。
それから、それぞれに調べた中から一番温度が高かったところや、感じたこと、気づいたことなどを、みんなでお話ししました。
少し涼んでもらってから、解散。実りのある時間、調べる楽しさや発見を感じていただける時間になっているといいな、と思っています。
<子どもたち(&親たち)の感想>
・場所によって気温が違うことを知って、他の場所もはかってみようと思います。
自由けんきゅうの参考にしたいと思います。
・CO2がどうなるかや地球温暖化のことがよく分かった。
いろいろな場所の気温が分かった。
・つちがあついのをはじめてしりました。
・えきや川やりょくかセンターのしばふとかアスファルトや地面を
おんど計ではかるのがたのしかったです。自由けんきゅうのきっかけになりました。
・日陰と日なたの差があるとは思っていましたが、
具体的な数字で見ると大きな差があったのでおどろきました。
・子どもと一緒に実測することができて、良い経験ができたと思います。

測定データ(抜粋)

赤外線カメラデータ(眺めていると、きっと新しい発見がある)


※カメラの不調でデータ転送できなかったため、不鮮明

← 宿河原駅前のアスファルト(朝10時頃)
ひなたは51.2℃、日陰は44.3℃。
※12時頃に測り直した時は、
ひなたでは69℃まで上がっていました…!

★ ご参加・ご協力くださったみなさま、
ありがとうございました!



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